“いい音”奏でてみませんか?
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『絶対音感』について

こんにちは🌞

春の日差しに変わりつつあるこの頃ですね。

前回に続き、当教室のチラシ・HPをご覧いただいた方などから頂いた質問を元に書いていきたいと思います😊

今日は・・・音感について🎵

『絶対音感は身につきますか?』

『絶対音感』という言葉は、書籍のタイトルになったり昨今様々なメディアで話題になるので、響きや文字として多くの方に浸透しているようです。

私はピアノの先生というだけで『絶対音感あるのすごいね~』とよく言われてきましたが、その度に「楽器の音がわかるくらいの音感なら多くの人が身に付けられますよ」と答えてきました。

ピアノを習い始める年齢は様々です。私は、生徒さんが初心者の場合、ピアノレッスンの中で自ら楽譜を読み、表現することを繰り返して頂きながら、自然にソルフェージュ力(読譜力・音感・リズム感)を養えるレッスンを行います。

その中でほとんどの生徒さんは、“徐々に”ピアノで弾く簡単なメロディーを階名(ドレミ)で答えられるようになります

“徐々に”なのは、耳が【聞く】から【聴く】モードに切り替えられるようになるのに少し時間がかかったり、【ド】の音の高さを【ド】と感覚的に捉え認識できるまで、アイロンで折り目をしっかりつけるように、意識的に聴き定着させる時間が必要だからだと思います。

ですので、『絶対音感』が身につくスピードには個人差があります

ただ一つ言えるのは、

『絶対音感』は必ずしも幼少期に始めないと身につかないわけではないということです。

私の指導経験上ですが、小学高学年、高校生でピアノとソルフェージュを習いはじめたそれぞれの方が1年強~数年、熱心にトレーニングした結果、音楽高校や大学に受験できる程度の『絶対音感』を身につけられたので、私はそう考えています。

受験校や学部により難易度の差はありますが、上記の方々は受験対策の為、ピアノと別にソルフェージュレッスンを毎回15分~30分して、結果受験突破して音楽の道に進まれました。

受験生には日ごろから【絶対音感】のトレーニング方法を伝えたり、私が録音したり市販の聴音教材を使って自宅でも学習してもらいますので、生徒さん自身が努力なさった結果と思っています。

つまり『絶対音感』は、ドリル(反復練習)・訓練により身に付けられる感覚なのです。【音】を意識的に聴き、声に出し、確認する作業が習得のスピードを上げることからも、言語学習と似ているかもしれません。

その『絶対音感』には、単音を即座にわかるという簡単なレベルから、難解な不協和音を即座に答えられる凄まじいレベルまで、幅があるということも補足しておきます。

ピアノを習いたい方のほとんどは音楽関係への進学が目的ではなく、生涯の趣味のひとつとしてピアノを楽しむことを目的とされていると思いますので、レッスン内で【音楽を楽しむための絶対音感】を養えるよう指導したいと心がけています。

まとめますと、ピアノなど楽器の音を即座に音名・階名で認識することができる『絶対音感』は、訓練により身に付けることができる。と答えたいと思います‼

さて、実は私はこのブログを書くまで、何てことない生活音までも即座にドレミで聴こえるレベルが『絶対音感』なのだと思っていました。お恥ずかしい・・・『絶対音感』という言葉に馴染みなく私がこれまで音楽をやってきたということを再認識したのでした。

絶対音感があるとどんな風に音楽を楽しめるのか・・・

街で聴いた音楽をそのままの再現ではなくても簡易伴奏をつけて弾いて楽しめるようになったり・・・

私の場合は子供からの『お母さんといっしょのあの曲弾いてリクエスト』に応えられることで、音感が人生で一番役に立っている気がするこの頃です☆

『音感』というのは、無くても特に支障はないですが、もし身につくと音楽を楽しむ幅が広がって、ちょっと人生が豊かになるかなと思います。

ピアノを習ってみたいな♪と興味をお持ちいただけたら嬉しいです。

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NOTE MUSIC SCHOOL ピアノ教室主宰。 ピアノ講師。 WP初心者です。

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