こんにちは。しばらく更新が滞ってしまいました。
レッスンにお越しいただいている生徒さんとお会いする度に、一週間経つのが早いなあと思います。
それぞれの生徒さんが、レッスンの度に着実にステップアップしていらっしゃることを嬉しく思いつつ、お子さんの吸収力、学ぶ力に改めて驚かされるこの頃です。
生徒さんご本人の『上手になりたい』という意識と努力、親御さんのご自宅での応援があってのことと、いつも感謝しております。
今日のブログでは、実際に当教室の生徒さんがどのくらいの期間でどんなことを学んでいるかご紹介したいと思います。
年中、年長さんの生徒さんは初心者の方ばかりです。初めて2ヶ月~3ヵ月の期間に
- 大まかな鍵盤の理解(88鍵盤の黒鍵と白鍵の並び方と“ド”)
- 音符の名前(四分音符・二分音符・全音符・八分音符)とそれぞれの音価の理解
- 5指を理解し運動神経を鍛え、徐々にレガート奏法に慣れること
- 私の考える『第一段階の音感の習得』
を目指しています。導入期の3カ月間に沢山鍵盤に触れ、教本の曲を様々に工夫しながら、5指の基礎的な奏法習得のためにドリルしながら楽しく弾いてもらいます。
※お子さん一人ひとりの月齢、理解のスピード、運動能力により+1~2か月かかることもあります。ここまでのスピードが速ければいいというわけではなく、基礎をしっかり固めることがとても大切です。丁寧に成長を確認しながら進めさせて頂いています。
現在お預かりしている生徒さんは、カリキュラムを順調に進めてくださり、今月4ヵ月目を迎える生徒さんは、現在英音名(ABC・・・・)とセットでイタリア音名(ラシド・・・・)を覚え、鍵盤、音感と結びつけているところです。
小学生の生徒さんは、初心者や、他教室から移籍して来られた生徒さんがいらっしゃいます。
入会から3ヵ月~4ヵ月の期間に、
- 基本的な楽譜の読み方
- 音名・調性を英語(アルファベット)で理解
- ハ長調・ト長調・ヘ長調のポジションの理解
- 上記の調のトニック、ドミナントの和音を理解し、教本のメロディーに簡易伴奏をつけ、弾ける力
- 移調奏(例えばハ長調の曲をト長調、ヘ長調に移調して弾く)する力
- メロディーライン、スラーに適した演奏の仕方
を学んでいただきます。幼児と同じく、導入期に基礎をしっかり理解することで、その先読譜などでつまずきにくく、長く音楽、ピアノを続けられると考えております。
小学生の生徒さんたちは、楽譜を読みながら弾くことに慣れてきて、演奏にもそれぞれの個性が出てきました。こんな曲が好き、という好みも少しずつ自覚してきたようです。お家での復習もしっかり取り組んでくださり、ピアノを楽しんで下さっている様子が何より嬉しいです。
当教室で使用しているのはアメリカのバスティンという教材で、初めから88鍵盤のピアノの端から端まで、広い範囲に沢山触れ、鍵盤に慣れ親しみます。この教材は今もなお多くの指導者によって研究され、進化し続けている教材です。私自身数年前に、アメリカでバスティン先生のご自宅でプライベートレッスンを見学させていただき、教材への信頼と自信をもってレッスンで使用しております。
当教室では、毎回のレッスンで何か一つ以上新しいことに気づき、学んでもらえるようカリキュラムを組んでおります。新しいことが出来るたび、ドキドキワクワクしながら学ぶ気持ちと、生徒さん自身の達成感や自己肯定感を大切に考え、楽しく学びを進めて行けるよう心がけています♪
ピアノという習い事において、ご自宅での練習はとても大切です。当教室を選んで習いに来てくださるからには、しっかり身に付けて頂きたいと思いレッスンを行い、ご自宅での練習についてもアドバイスをさせて頂いております。
レッスン内ではステージマナーや1回の演奏に集中するための【発表会ごっこ】を時折行います。幼稚園の生徒さんは特に発表会ごっこが大好きです♪
今年は生徒数が少なく教室での発表会が開催できない予定ですが、生徒の皆さんにはステップアップのために発表の機会を設けて、その目標に向けて準備を進めて頂きたいと考えています。
発表の場として、私自身がアドバイザーとして関わらせていただいているピティナピアノステップに出演して下さる方を募ることに致しました。
出演を決めて下さった方、既に申し込みをされた生徒さんもいらっしゃり、これから更に熱く楽しいレッスンとなりそうです。
演奏曲とじっくり向き合い曲を仕上げていく工程の面白さ、それを披露する貴重なステージでの経験を、生徒さんと一緒に味わっていきたいと思います♪
当教室では新規の生徒さんを募集中です♪
是非お気軽に体験レッスンにお越しください。お申込みはこちらです♪体験レッスン申込み・お問合せ|NOTE MUSIC SCHOOL 岩渕ピアノ教室 (note-music.info)